当センターについて

組織(看護局)

外来看護科

 一般精神科として統合失調症や躁うつ病の治療とともに、ストレスケア、思春期、依存症の各専門外来を開設し、それぞれの患者さんの状態に合わせた治療を行います。患者さんが障害をもちながらも地域で生活する中で、安定してその人らしく生活し続けていくことができるように、医療スタッフが連携を取りながら取り組んでいます。

5A病棟看護科(救急A)

 5A病棟は救急病棟で、『患者さんの思いを大切に』を基本理念に、患者さんやご家族の気持ちに寄り添い、思いを受け止め患者さんが安全で安心できる治療環境を整えています。入院中は、医師・看護師・精神科保健福祉士臨床心理士・作業療法士・管理栄養士などチームで連携し、早期退院を目指し計画的な援助を行っています。

5B病棟看護科(救急B)

 5B病棟は神奈川県の精神科救急医療の基幹病院として、主に急性期の患者さんを受け入れている救急病棟です。3ヶ月以内の早期社会復帰を目標に、入院から退院後の生活を視野に入れた関わりを行っています。「いつでも患者さんのそばに」を合言葉に専門職からなる医療チームで短期集中治療を行い、質の高い医療が提供できるように取り組んでいます。

4A病棟看護科(高度ケア)

 4A病棟は高度ケア病棟では、経過や病状に合わせたきめ細かな治療と看護援助が求められます。そのため、適切な治療と対応、安全な環境が提供できるようカンファレンスを充実させて、医療スタッフが一丸となって、患者さんと共に、退院を目指していきます。

3A病棟看護科(地域移行支援)

 3A病棟は地域移行支援病棟です。多職種とのカンファレンスで退院の方向性を検討すると共に、患者さんの持てる力の維持・向上を図り、退院をすすめていきます。患者さんが地域社会の中で生活するために必要な援助を考え、患者さんらしい暮らしが実現できるための支援やその調整をしていきます。

2A病棟看護科(身体ケア)

 2A病棟は、身体ケア病棟です。食事・排泄・清潔等の日常生活援助が必要な患者さんや身体合併症を起こしやすい患者さんを中心に受け入れています。結核病床も2床あります。患者さんの幸せを第一に考え、少しでもその方らしく過ごすことができるよう、スタッフは一丸となって取り組んでいます。

4B病棟看護科(思春期)

 4B病棟は主に思春期年齢(12歳~18歳)を対象としています。思春期年代は症状が多様性に富んでいるため様々な側面から患者さんを理解することが必要です。病棟では、個別に合わせたフレキシブルな環境を整え、医療、福祉、教育の各関係機関が連携を取りながら治療に取り組んでいます。未来ある、子ども達それぞれがかけがえのない個人としての発達課題に直面し成長し続けています。患者さんの健康的な側面も理解するように努めその回復、成長を支援する病棟を目指します。

3B病棟看護科(ストレスケア)

 3B病棟はストレスケア病棟です。毎日の暮らしの中で心と身体が疲れてしまい、抑うつ症状に対して治療や休養が必要となった方が入院されている開放病棟です。病棟内はゆったりと過ごしていただけるように全室個室をご用意しています。ストレスとうまく付き合い、社会復帰していくことを支援します。

2B病棟看護科(依存症)

 せりがや病院の入院治療部門を引き継ぎ、各依存症の治療プログラムを医師、看護師、作業療法士、精神保健福祉士、臨床心理士が連携して行います※。退院後も断酒・断薬が継続し、地域で生活できることを目指して支援します。
 ※ 平成26年4月よりプログラムの選択制を導入し、新たな取り組みを行っています。

F病棟看護科(医療観察法)

 新病院開院よりもちょうど2年早く、2012年11月に開棟した医療観察法病棟(F病棟)です。対象となる方々に5職種1名ずつからなる担当チーム(MDT)を構成し、協力して治療に当たります。適切な医療や教育を提供することで、病状の改善と同様の行為の再発を防ぎ、社会に戻っていただくことを目的としています。

看護教育科

 看護教育科は、教育担当副看護局長が看護科長を兼務し、メンバーは主任看護師2名で構成されています。各セクションと連携をとりながら、看護職員の現任教育の企画・運営や看護研究の取り組みへの支援、看護学生の臨床実習の支援などを行っています。精神看護の専門性を追究し看護実践能力の向上のため、「共に学び、共に楽しみ、共に深化する」看護教育を目指しています。

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