救急B(5B病棟)
病棟の特色・アピールポイントについて
神奈川県の精神科救急医療の基幹病院として、急性期症状のある患者さんを受け入れている病棟です。3ヶ月以内の早期社会復帰を目指し短期集中治療を行っています。
入院時より専門職からなる医療チームで、退院後の生活をみすえた支援を行っています。患者さんの不安を取り除けるよう、いつでも患者さんに寄り添い、関わりを大切にしています。
対象者について
- 精神の病気によって、自分を傷つけたり他人を傷つけたりしてしまう可能性が大きい方
- 病気によって死にたい気持ちが強くなり、自分では抑えきれず、保護が必要になる方
- 自分自身ではコントロールが出来ない興奮状態になったり、考えがまとまらず混乱状態になったりする方
- 精神科の薬を継続して服用できず、病気の症状が悪くなった方
- 短期入院の静養や入院治療での薬物調整が必要な方
入院中の治療について
精神療法
定期的に主治医が面接を行い、現在抱えている病気による不安や悩みを解決出来るよう支援します。
薬物療法
病気による精神症状の緩和を図り、病状の安定や再発予防につとめます。患者さんの行動や生活の幅を広げられるよう、担当の医療チームと相談しながら調整していきます。
病棟作業療法
週に1度、ほのかに香るアロマオイルでリラックスしながら、ゆったりストレッチや呼吸法を行っています。少人数制で気兼ねなく行えます。また個別に手芸や書道など患者さん個々に合わせた作業療法も行っています。優しく丁寧に作業療法士が関わっていきます。
無けいれん性通電療法(修正型電気けいれん療法 m-ECT)
麻酔科医による全身管理下で行われる治療です。患者さんが眠っている間に行われるもので、精神的にも身体的にも負担が少ない状態で治療を行います。
スタッフについて
医師、看護師、作業療法士、精神保健福祉士、臨床心理士が担当します。
1日の流れ
6:30 | 起床 |
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7:10 | 朝食 |
11:50 | 昼食 |
17:50 | 夕食 |
21:00 | 消灯(個室) |
21:30 | 消灯(大部屋) |
22:00 | デイルーム・テレビ消灯 |