心理科

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心理科

心理科のご案内

  1. 心理科では、主治医によって必要と判断された方に対し、臨床心理士・公認心理士の資格を持つ専門職員により、以下のことを実施しています。

臨床心理査定

心理検査 
 患者さんの治療及び支援の計画を立てることや、自己理解を深めていただくことなどを目的に心理検査を行っています。心理検査は、患者さんの状態や問題に応じて、いくつかの検査を組み合わせて実施します。  


               

<主な心理検査>

  • 知能検査
  • 抱えている問題の背景には、その方の元々もっている能力的な特徴が関係している場合があります。様々な種類の課題に取り組むことで、知的能力のバランスや、得意・不得意についての理解を図ります。
  • 性格検査

    個人の性格傾向や、ものごとを把握する際の考え方・感じ方の特徴を検討します。
    質問紙に記入していただくものや、検査者と対面して実施するものなどがあり、目的に合わせて選択しています。

  • 記銘力検査

   記憶力や注意力などの認知機能について評価を行います。
  「もの忘れが多くなった・・・」「集中力が続かない・・・」などの症状が認められる場合には、まず簡単な認知機能検査を実施します。

  • フィードバック面接(別途書類料 5,000円)

心理検査の結果についての説明を心理士から詳しく説明させていただきます。検査結果を今後の生活に活かしていかれるようアドバイスを含めてお話しします。

心理療法

  • 集団精神療法

    病気に対する理解を深めるプログラムや気持ちをコントロールするためのプログラム、また、アルコールや薬物の問題を抱えていらっしゃる患者さんを対象としたプログラムを行っています。

  • 個別精神療法(有料 自費)

    診察や心理検査の結果を通じ主治医が必要と判断し、患者さんご自身もご希望の場合、心理士による心理療法を実施します。
    心理療法では、主として心理士との対話の中で、個人の認知・情緒・行動に関する理解を深め、精神的健康の回復・保持・増進を目指します。患者さんがお困りの症状や性格傾向により、向き不向きがあるため、医師の診断、臨床心理査定と照らし合わせ、患者さんとの共通理解の下、面接の回数や方向性を決めていきます。

認知行動療法に伴う心理面接の有料化について

2020年6月1日より、心理面接が有料となります。
心理面接をお受けになる際には、通常の診察料に加えて、心理面接予約料が毎回かかります。