当センターについて

組織(医療局)

 精神医療センターの前身である、芹香病院とせりがや病院は、神奈川県の精神科における基幹医療機関として、統合失調症、気分障害、依存症など、様々な疾患の患者さんの治療を行ってきました。現在、県の精神科救急医療システムの基幹病院としての役割の他に、慢性期の処遇困難例の患者さんの社会復帰支援、ストレスケア医療、依存症などアルコール・薬物に関連した疾患、思春期特有の心の病、医療観察法に基づく対象者の治療といった専門医療にも対応しています。入院中からケースワークやリハビリテーションを適切に実施し、患者さんのスムースな社会復帰を、精神科医だけでなく、看護師、薬剤師、作業療法士、精神保健福祉士、臨床心理士、管理栄養士などの多職種チームによりサポートいたします。また、病気によって生じる生活上のいろいろな問題についてもご相談をお受けします。

I 外来診療部(外来)

 主に統合失調症や気分障害などの内因性精神疾患の外来治療にあたっています。

外来診療科

 精神科一般診療、ストレスケア、依存症、思春期の各専門外来、医療観察法に基づく外来診療にあたります。

デイ・ケア診療科

 

II 救急診療部(救急医療)

 主に統合失調症や気分障害などの内因性精神疾患の精神科救急治療にあたっています。

救急A診療科(5A)

 神奈川県精神科救急医療システムに基づく夜間・休日の入院診療にあたっています。一般の精神科病院では対応困難な専門性の高い急性期の精神疾患にも対応しています。

救急B診療科(5B)

 主に院内の救急患者さんの治療にあたります。また、救急A診療科と共同で県内の処遇困難な専門性の高い急性期の精神疾患にも対応しています。

III 一般医療部(慢性期治療)

 病状により長期入院を余儀なくされた方の治療にあたっています。多職種による退院促進を行い、患者さんの在院期間の短縮を目指しています。

高度ケア科(4A)

 慢性期の入院患者さんの中でも、比較的症状の激しい方(処遇困難例)の治療にあたっています。薬物治療抵抗性の患者さんには、修正型電気けいれん療法(mECT)やクロザリルによる治療も積極的に行っています。

地域移行支援診療科(3A)

 慢性期の入院患者さんで、比較的穏やかな病状の方の治療を行っています。

身体ケア科(2A)

 身体的に問題のある慢性期入院患者さんの治療にあたっています。

クロザピンユニット

 

IV 専門医療部

 依存症、ストレスケア、思春期の治療を担当しています。

思春期診療科(4B)

 12歳~18歳の患者さんの治療にあたります。

ストレスケア科(3B)

 神奈川県の自殺対策事業の一環として、平成20年4月より運用しています。精神科診療所に外来通院されている、難治性うつ病や不安障害の患者さんの治療の受け皿としての役割を果たしてきました。また、難治性うつ病の治療研究として、反復性経頭蓋磁気刺激法(rTMS)や鍼灸治療に関する研究も活発に行っています。

依存症診療科(2B)

 精神医療センターの前身であるせりがや病院では、日本における標準的な薬物依存症の外来治療プログラムSMARPP(スマープ、せりがや病院覚せい剤再乱用防止プログラムの略称)を2006年に開発しました。現在では我が国における標準的な薬物依存症の外来治療プログラムとして広く知られています。新しい精神医療センターでも引き続き、アルコール依存症や薬物依存症の治療を行っていきます。

医療観察法診療科(F)

 心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察等に関する法律(医療観察法)は、心神喪失又は心神耗弱の状態(精神障害のために善悪の区別がつかないなど、刑事責任を問えない状態)で、重大な他害行為(殺人、放火、強盗、強姦、強制わいせつ、傷害)を行った人に対して、適切な医療を提供し、社会復帰を促進することを目的とした制度です。第4診療部医療観察法診療科では、医療観察法による対象者の入院、および外来治療にあたります。

V 地域連携部

訪問看護科

 当センターを通院中の方を対象に、看護師等がご自宅にうかがって、より快適な生活をするためのサポートを行います。

地域医療連携室

 当センターと関係機関とをつなぐ役割を担い、患者さんが地域で生活できるよう支援します。

 

VI コ・メディカル部

福祉医療相談科

 福祉医療相談科では、当院の患者さんおよびそのご家族からのご相談にソーシャルワーカーが応じています。必要に応じて関係機関との調整もしていますのでご利用ください。

デイ・ケア科

 当センターを退院された方や外来治療中の方を対象に、さまざまな活動を通してよりよい生活をめざす、リハビリテーションの一つです。当センターでは、「精神科デイケア」、「リワークデイケア」、「依存症デイケア」の3つで構成されており、ご自身に合ったものを選んでいただくことができます。

作業療法科

 作業療法科では、生活のしづらさがある入院患者さんに対し社会適応と自立を図るために、各種作業活動を通して、指導・援助を行っています。
 特に以下の3点に力を入れています。

  1. 患者さんひとりひとりに合わせて個別の評価・治療を行います。
  2. 早期退院と安定した地域生活に向けて、障害の特性や回復の過程に合わせて関わります。
  3. 医師、看護師、精神保健福祉士などの専門スタッフ、地域の支援者と連携して患者さんの生活の質の向上を目指します。

心理科

 心理科では、臨床心理士資格を持つ専門職員が、患者様が"こころ"について理解するため、またどう付き合っていくのか考えていくために、他の職種と連携を取りながら、心理検査・集団による治療プログラム・心理療法等の支援を行います。

薬剤科

 薬剤科では、医薬品の調剤、適正使用、品質管理、供給などを行っています。また、薬剤管理指導や各種プログラムにおいて患者さんに対し薬の話を行います。

検査科

 検査科は、放射線担当と臨床検査担当に分かれています。放射線担当では、エックス線撮影検査、CT検査を行っています。また、臨床検査担当では、心電図検査、脳波検査のほか、各種検体検査を行っています。

栄養管理科

 栄養管理科では、個々の患者にあった栄養管理の実施と安全、安心な食事提供を業務としています。さらに、精神科治療の一環として食生活の自立支援に結びつく関わりを目的としています。
 詳しくは以下のページをご覧ください。

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