依存症ショートケア
依存症ショートケアとは
外来通院をされている患者さんが、アルコールや薬物、ギャンブルなどの依存行動に頼らずに地域生活を継続できるように、また、地域の自助グループ等参加のステップとしてショートケアプログラムを行っています。
対象者
依存症ショートケアのプログラム
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
午後 | ミニスコップ | スマープ | こいプロ |
各プログラムの紹介
ミニスコップ:mini-scop(Serigaya Colaboration for Open heart Project)
自分の感情を感じる力とそれを表現するスキルを育てることを目的としたプロジェクトです。物質や依存行動に頼らざるを得ない心理的背景や感情の問題に向き合い、人間関係やコミュニケーションの課題を見直し、物質や依存行動の力を借りなくてもより自由な感情を表現しながら人と関われるようになることを目的とします。
スマープ:SMARPP(Serigaya Methamphetamine Relapse Prevention Program)
MATRIXモデルに基づいて旧せりがや病院で日本語版が開発され、その後全国に普及した薬物再使用防止プログラムです。
参加者は、ワークブックを使いながら依存している薬物がなぜ危険なのか、再使用の「引き金」はなにか、どのようにして危険な状況を避けるかなどを、過去の経験を振り返りながら学びます、グループメンバーが共に語り合い、新しい生き方を互いに認め合いながら断薬の継続を進めていきます。
こいプロ:(行動の依存に悩む人のためのプログラム)
ギャンブル、買い物、ゲーム・インターネットの依存症の治療プログラムです。依存症の知識やそれらに依存しない生活・生き方をグループで学びます。
週1回、独自の資料を用いてミーティングやレクリエーションなどを行い、利用できる福祉サービスや自助グループの情報提供もしています。一緒に新しい生活を考えていきましょう。
費用
各種健康保険、自立支援医療制度が利用できます。