医師
入職年 | 令和2年 |
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当センターの思春期診療科は、神経症や精神病圏の疾患はもちろんのこと、発達障害・トラウマ・依存症などさまざまな病態を、多職種に相談しながら多角的に評価・治療できることが強みです。さらに思春期から成人に至るまでの長期の経過を知ることもできます。思春期の患者さんは環境変化も大きく、状態も大きく変わる一方で、数年の経過を診ることで、1、2年の経過では見えにくい変化が初めてわかることもよくあります。必ずしも予後の良い例ばかりでなく、心を痛めることもありますが、こうした長年の経過を診る経験は、児童・思春期精神科医として大きな財産になり、人としても貴重な体験になります。
思春期病棟では、日々の触れ合いに加えて、さまざまな季節のイベントもあり、子どもたちとの関わりを楽しみながら仕事できるのも醍醐味です。とても楽しい病棟なので、一人でも多くの仲間が増えることを願っています。