レインボー外来
(性的マイノリティである方の依存症外来)とは
セクシュアリティと依存症、さらに性感染症は、それぞれに偏見や差別が生じやすいことがわかっています。したがって、なかなかオープンに相談できる場所が少ないことが推測されます。
実際、「周囲に性的マイノリティについては話せるけれど、薬物やアルコールの問題やHIVやその他感染症については話せない」、「周囲に薬物やアルコールの問題は話せるけれど、性的マイノリティについては話せない」といった悩みを抱えている方は少なくありません。そこで、当院は性的マイノリティであり依存症の問題を抱えた方への医療を提供いたします。
セクシュアリティについては、「自分はゲイである、レズビアンである、バイセクシュアルである」など性的指向が明確である方や「自分はトランスジェンダーである、ノンバイナリーである」など性自認が明確である方、性的指向や性自認はまだ明確になっていないが、性的マイノリティであると自覚のある方も対象です。
対象となる患者さん
①初診時に18歳以上
②性的マイノリティであると自覚のある方
③薬物やアルコールなどの物質使用障害、行動の依存症に困っている方
受診にあたっての注意事項
・精神科専門病院のため、ホルモン治療や感染症治療は行っておりません。
・改名、戸籍の変更手続きの際の診断書作成については対応しておりません。
診察日・予約方法
<診察日>
毎週金曜日10:30(1枠のみ)
<予約方法>
予約制ですので、お電話で申し込みください。
電話予約
045-822-0241(代表)
「性的マイノリティである方の依存症専門外来受診の予約希望」とお伝えください。
神奈川県立精神医療センター福祉医療相談科 依存症担当
(平日午前8時30分~午前12時、午後1時~午後4時30分)