専門・認定看護師とは

専門・認定看護師とは

専門・認定看護師とは

専門看護師

看護師として5年以上の実践経験を持ち、看護系の大学院で修士課程を修了して必要な単位を取得した後に、専門看護師認定審査に合格することで取得できる資格です。

認定看護師

看護師として5年以上の実践経験を持ち、日本看護協会が定める600時間以上の認定看護師教育を修め、認定看護師認定審査に合格することで取得できる資格です。

2023年4月時点で、当院では
精神看護専門看護師 2名
感染管理認定看護師(日本看護協会認定) 1名
精神科認定看護師(日本精神科看護協会認定) 4名

専門看護師(CNS)の紹介

精神看護専門看護師として、2つのことを大切に活動しています。
1つは、入院してこられた患者さんに対して、心地よい対人関係を作り、治療全般の基盤づくりをすることです。
患者さんの中には、何かしらの困りごとを抱えている人もいます。そうした人に語りたいことを教えてもらい、ご自身の治療について考えられるよう支援しています。
もう1つは、スタッフへの支援です。自分のケアの意味を考え、患者さんとの相互関係が築けるよう活動しています。
また、CNSとして、看護外来を開設しています。多様化する患者さん・ご家族のニーズに応えていくために、医師に相談しにくいことや、誰かに確認したいこと、相談先がわからないことなどに対応しています。さらに、対応の難しい人への直接的な介入や、電話相談の多様化、診察前後のケアの充実を図りながら外来看護の発展を目指しています。

認定看護師(CN)の紹介

当院では2つの協会からそれぞれ認定された看護師と共に多様化する患者さん・ご家族のニーズに応えていくために日々精進しております。

感染管理認定看護師
(日本看護協会認定)

感染対策はマナーの一部と考え、清潔な手で患者さんのケアができることを大切にしています。
精神科にみられる感染対策の課題については、患者さんの特性や構造上の課題を理解したうえで拡大防止に必要な対策を実践できるよう支援しています。
感染症が発生しても正しい情報のもとに冷静に取り組み、医療者として感染症を「もらわない、持ち込まない、広げない」ことを目標に取り組んでいます。

精神科認定看護師
(日本精神科看護協会認定)

当院の精神科看護の現場を強くしていくために、以下の役割を持って現在4名が活動しています。

  1. 専門的知識をもって多様な課題をもつ対象者に看護実践する。
  2. 自セクションのみならず他セクションや他部門と連携し「相談」「調整」「知識の共有」を行う。
  3. 公開講座や認定看護師主催の事例検討会や勉強会を行ない、それぞれの得意分野を活かした教育的活動を行う。
  4. 病院外の活動として、各学会や研修における講師やシンポジストを務める。
  5. 自らの「知識の発展」のため積極的に様々な勉強会や研修に参加し、得た知見を還元する。